【映画】シャンドライの恋/Besieged

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以前に見たときに、シャンドライ(主人公の女性)が、ピアニストのキンスキーに腕の中に抱かれながら緊張したような面持ちで、両目を見開いていて終わるラストシーンが気になっていたんですね。なんでだろうと?

元々、シャンドライの恋(邦題)だけ頭に残っていて、全体の雰囲気とタイトルと上手く会わないと思っていました。この映画を見た女性陣からは、そういう理不尽なのも恋でしょ?、とか言われた時には、そうかも、としか言いようがなかったんですが。

で、少し考えてみて原題を調べてみたら、「Besieged」は「取り囲む」「悩ませる」「攻め立てる」という意味らしいので、ああ、なるほどと。

映画の中で、キンスキーは自分の恋の為に、自分が相続した伯母の遺産を使い果たしても政治犯として拘束されている彼女の夫を救おうとします。

彼自身は、彼女の愛を手に入れる代償をもとめて犠牲を払っている訳ではありませんが、最終的にシャンドライは彼の行為に絆(ほだ)されて、彼女の夫が帰ってくる予定の前夜に、愛を交わしてしまうわけです。

結果として、シャンドライの恋は、八方塞がり、デッドエンドに陥るわけで、どちらも選択できない。「Besieged」そのままんまでした。

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