ディーター・ラムス
ブラウン社のデザインを牽引したディーター・ラムス。
工業デザイナーとして著名で、2005年には「京都、デザインとの遭遇」という展覧会をも開いていたよでうすね。プレオープンには、あのジャスパーモリソンさんも来ていました。
“Less but better” より少なく、しかしよりよいもの
上記の理念と共に、多くの素晴らしい作品を残していらっしゃいますが、デザイナーのジョナサン・アイブさんに大きな影響を与えていることも有名ですね。
Dieter Ramsさんプロダクトに関する写真達 By Flickr Group個人的には、ラムスさんがデザインされた時計に惹かれました。シンプルで美しい。
まさに ”Less but better” ですね。
個人的に揃えたいデイター・ラムスのプロダクト
デイター・ラムスの時計
BNH0021とは
BN0021とは
これ以外にも、幾つものデイター・ラムスが率いたブラウンのデザインチームの腕時計がありますが、どれもそのデザイン哲学“Less but Better”(より少なく、しかしより良く)に沿ったシンプルで素敵な時計達だと思います。
個人的にはビジネス用のOle Mathiesen(オーレ・マティーセン)と同じように、「時間を認識する」というような根本的な考え方を基本にしているものが好きですし、シンプルで飽きのこないスタイルは、どのシチュエーションでも合わせやすいです。

シンプルであること
ディーター・ラムスは、良いデザインの原則では素敵な原則を述べていますが、彼のコンセプトや信条に「正直」であることが根底にある気がします。それは、使う製品や素材に正直であれというだけではなくて、使う人たちに対しても正直であれという意味も含まれるのでしょう。
人に正直であること、それは変に装ったり、格好つけたものではなく、製品と人が素直に向き合える状態なのだと思います。何もかも Less(削ぎ落とす)ではなく、betterの部分として、いかに利用者との繋がり(コミュニケーション)を残していくのかという社会性も踏まえながら良いデザインを目指しているように思います。
デイターラムスのメガネ

コメント