こんにちは!
JOL(@GIANSTEP1)です。
今日は、私が長年こっそり愛用してきた Lunor(ルノア) について、すこし丁寧に紹介したいと思います。ブランド紹介というより、
「どうしてLunorが“大人の眼鏡”としてこんなに優秀なのか」
を、できるだけ分かりやすく構造化してまとめました。
もし眼鏡選びで迷ったことがあるなら、この記事はきっと役立ちます。
Lunorとは:アンティークの美意識を“今の生活”に落とし込むブランド
まず、Lunorというブランドの背景から軽く整理します。
創業者は、アンティーク眼鏡の収集家であり、AO(アメリカン・オプティカル)でも教育・エンジニアリングを担当した ゲルノット・リンドナー氏。
1992年にドイツで立ち上げられたブランドで、設計思想は一貫しています。
“STYLISH CLASSIC – IN CONTEMPORARY INTERPRETATIONS”
(現代的に再構築した、洗練あるクラシック)
この一文がすべてを物語っています。
昔ながらの形をそのまま復刻するのではなく、今の生活や装いに自然と馴染むよう再設計しているんですね。
ドイツ・シュヴァルツヴァルト北端の工房で、職人たちが静かに作り続けているという点も、Lunorの世界観を支える重要な要素です。
Lunorをおすすめする3つの理由
② ビンテージの美しさを“いま”の感覚に再構築
③ 長く使えるタイムレスデザイン
Lunorの魅力は、派手ではないけれど、美意識がきちんと存在している点です。
新品なのに、どこかヴィンテージの空気をまとっている。
でも、状態はもちろん新品なので気兼ねなく使える。
この「古さと新しさのちょうどいい接点」が、他ブランドと大きく違うところなんですね。
全体のボリュームを抑えたバランスの良さも特徴で、
“主張しすぎず、でも印象に残る眼鏡” がほしい人には特に刺さると思います。
あえて挙げる4つのデメリット(=トレードオフ)は
② LINDBERGほどの耐久性はない
③ 掛け心地は軽量ブランドに比べると平均的
④ 値段は安くない
このあたりは正直に伝えておきます。
小ぶりな造形なので、顔幅が広めの方だとフィットしづらい場合があります。
また、金属系ブランド(LINDBERGなど)と比べれば耐久性はそこまで強くありません。
ただ、これは 弱点ではなく“思想の違い” です。
クラシックデザインを保つための選択であり、
・華奢な美しさ
・控えめな存在感
を重視するLunorでは“意図的な仕様”と言えます。
ビジネス出張が多くて耐久性が不安な場合は、サブ眼鏡を一つ持っておけば十分です。
ビジネス視点での強み:小物で信頼感を構築できるブランド
眼鏡は顔の中でも面積が小さいアイテムですが、印象への影響力はかなり大きいです。
Lunorがビジネスシーンに強いのは、デザインの根っこにある“普遍性”のおかげです。
- 長く使えるので、結果的に“自分の顔の一部”になりやすい
- ベーシックな服装でも全体が整って見える
- どのTPOでも悪目立ちしない
スーツでも、ジャケットでも、ビジネスカジュアルでも浮かない。
それどころか、服装が整って見える。
「眼鏡で個性を出したいわけではないけれど、雑には見られたくない」
という大人には、実はすごくちょうどいいんです。
私の愛用モデル:Lunor A5 mod.232
ここからは、私が実際に日常で使っている Lunor A5 mod.232 について少し紹介します。
Aシリーズはプラスチックフレームのラインで、細身ながらクラシックな印象がとても上品です。
A5 mod.232のポイント
・小ぶりスクエアで知的な印象
・細身だが耐久性は必要十分
・二点鋲がアクセントになって顔馴染みが良い
・スーツとの相性が抜群
オリバーゴールドスミス(OG)のような“クラシックの強度を感じる”ブランドとは方向性が違い、
Lunorは もっと控えめで落ち着いた質感 です。
サイズも小ぶりなので、
・女性
・小顔の男性
でも自然にフィットします。
まとめ:Lunorは“静かな個性”を求める人にちょうどいい
Lunorは、「派手じゃなくていい。でも、ちゃんと美しくありたい」という人に向いたブランドです。
タイムレスで扱いやすく、どんな服装にも馴染む。
使い込むほど雰囲気が出てきて、自分だけの一本になっていく。
もしあなたが、
「そろそろ“落ち着いた大人の眼鏡”が欲しい」
と感じているなら、Lunorは間違いなく候補に入るブランドだと思います。



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