フェリーで行くBowen Island 、湖から海へ。Crippen Regional Park 周回の記録

この記事は約3分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

こんにちは!
今日は妻と二人で歩いた Bowen Island の Crippen Regional Park についてです。

Bowen Island は、フェリーに乗るだけで生活圏の時間軸を切り替えられる場所です。
私たちはこの日、島の中心に広がる Crippen Regional Park を、妻と二人でゆっくり歩きました。

湖畔の静けさ、湿地の開け、最後に海へ抜ける視界。
ただ、観光地の強い演出ではなく、歩くうちに感じられる自然の場所です。

移住者の週末に、無理なく組み込める場所だと思います。

Bowen Island|Killarney Lake から Dorman Point をつなぐ周回トレイル

Bowen Island – Killarney Lake – Dorman Point Trail は、
公共交通とフェリーだけで完結し、湖・森・海岸線を一度に通過できる周回ルートです。

観光地化は強すぎず、地元専用でもない位置づけに収まっています。
移住初期の生活リズムに組み込みやすく、週末の半日で気分を切り替えやすい距離感が特徴です。

以下では、実用面を中心に整理していきます。


アクセス|公共交通+フェリーで成立(あくまで参考までに)

起点:Horseshoe Bay
フェリー:BC Ferries
到着港:Snug Cove

  • Downtown Vancouver →(バス)→ Horseshoe Bay
  • TransLink 257 / 250 系統(約40–50分)
  • Horseshoe Bay →(フェリー約20分)→ Snug Cove
  • Snug Cove → 徒歩でトレイル起点(Killarney Lakeまで約20–30分)

要点
車がなくても成立します。便数が多く、往復の時間設計がしやすい点が利点です。


ルート概要|湖から海へ、静かな周回

構成

  • Killarney Lake Loop(湖周回)
  • Dorman Point(海岸展望)

距離・時間

  • 約5–7km(取り方で前後)
  • 2.5〜3.5時間(休憩込み)

難易度

  • 初心者〜初中級
  • 急登は少なめ。雨後はぬかるみが出やすい区間あり。

見どころ|このルートが提供する体験

この場所の良いところは、日常の延長として歩けるところで。
森の主動線は歩きやすいですし、ベンチや湖畔で自然に立ち止まって、
またそのまま周回へ戻れる流れがあります。

全体的に歩くペースも、それほど変わらずに歩けますし、
その上で、景色だけが少しずつ切り替わっていくような感じです。

1. Killarney Lake|生活圏の湖

  • 地元住民の散歩・水辺利用が中心
  • 周回路は整備され、歩行の負荷が低い
  • 夏は水辺利用が増え、季節の変化が分かりやすい

2. 森のトランジション

  • 湖 → 森 → 海へと環境が段階的に切り替わる
  • North Shore に比べて人が少なくなって、全体の音量が下がった感じです

3. Dorman Point|海に開く視界

  • 視界が一気に抜け、Georgia Straitを望む
  • 簡易ベンチあり。短い休憩に向く
  • 晴天時は対岸の稜線が確認しやすい

事前に把握しておきたい点

  • トイレ:Snug Cove 周辺のみ。ルート上は基本なし
  • 野生動物:頻度は高くないがゼロではない
    • 音出し、食料管理は基本動作
  • 足元:雨後は泥・根で滑りやすい
  • 補給:自販機はほぼなし。水は持参

実用評価|良い点と制約

良い点

  • フェリー込みで小旅行の区切りが作れる
  • 人が少なく、落ち着いた歩行が成立
  • 初心者でも進める構成

制約

  • 展望の派手さは控えめ
  • 雨天時は足元条件が悪化
  • 売店・カフェは Snug Cove に集中

まとめ|移住初期に噛み合う「離島トレイル」

  • 半日で完結し、移動も含めて気分を切り替えやすい
  • フェリー移動が、気分の切り替えを助けてくれる
  • 湖・森・海を一筆で通過でき、変化が把握しやすい
  • 有名トレイル前調整として使いやすい
  • 公共交通だけで成立する点も良い

派手さよりも生活に戻りやすい余白を残す構成です。移住初期の週末に、過不足なく自然へ触れる選択肢として位置づけられます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました