こんにちは!JOLです。
今日は、最近よく耳にする「情報が多すぎてつらい…」という悩みについて話したいと思います。
僕自身もそうだったんですが、真面目に情報を集めれば集めるほど、なぜか“問題”だけがやたら目につく瞬間ってありますよね。しかも、そういう時期って決まって胃が痛くなるんです。なんでしょうね、あれ。もう身体が「そろそろ限界だよ」と教えてくれているのかもしれません。
でも、よく考えてみると、これって性格の問題ではなく「構造の問題」なんですよね。
1. 情報を集めるほど世界が暗く見える問題
(やる気の問題ではなく、脳の仕様の話です)
まず大前提として、今の時代はどうやっても情報量が多いです。
政治、経済、世界情勢、SNS…見ようと思えば一生見続けられます。
で、困ったことに、情報って不思議な性質があって
・悪い情報は勝手に飛び込んでくる
・良い情報は意識しないと見えない
というアンフェアなバランスになっているんですよ。
これってズルくないですか。
だから、頑張って情報収集すると
「リスクのリストだけがどんどん増える」
という現象が起きるんです。
僕もまさにこの罠にハマっていて、情報を追いかけるほど気持ちが沈む。沈むからさらに情報を取る。情報を取るとさらに沈む。
いや、どんな罰ゲームなんだろうと。
でもこれ、実は自然な反応なんです。
脳が脅威に過敏な仕様になっているから。
2. SWOT分析は「脅威の読み方」で差がつく
(強い経営者は、見るポイントがちょっと違う)
ビジネスの世界ではよくSWOT分析を使いますが、ここに面白い差が出ます。
普通は
弱み=弱いところ
脅威=ヤバいもの
とそのまま受け止めてしまいますよね。
でも、利益を出し続ける経営者はここで視点が変わるんです。
人材不足
→ 生産性を上げるチャンスかも?
競合参入
→ 市場が本格的に育ちはじめたサインかも?
クレーム増
→ 顧客の期待値が変わっている証拠かも?
この“かも?”がめちゃくちゃ大事で、
同じ情報でも「ストレス」ではなく「可能性」として扱えるようになるんです。
つまり、差がつくのは
情報量ではなく“解釈の癖”だったりします。
3. 情報に潰れる人と、チャンスを拾う人のシンプルな違い
(能力差じゃないです。癖の違いです)
うまくいっている人を観察していて気づいたのは
「脅威の裏側の構造変化を読むのが、とにかく早い」
ということでした。
これは何か特別な才能というより
「脅威をそのまま脅威として扱わない習慣」
があるだけなんですよね。
たとえば
求人が集まらない
→ 給与見直し、DX化、業務再設計のタイミングでは?
原価が上がる
→ 価格調整を検討するチャンスでは?
売上が落ちる
→ 顧客が求める価値が変わった証拠では?
この“構造を読む”動きがあると、判断の幅が一気に広がります。
逆にこれがないと、
脅威のメモが増えるたびに心がズーンと沈む未来が待っています。
(経験者は語ります)
4. そこで生まれたのが「チャンス思考」
(ポジティブ思考ではなく、現実対応の技術です)
僕も以前、かなり長く「脅威だけが見える状態」にいて、夜中に起きてしまうこともしばしばでした。
ただ、気づいたんです。
「楽観しようとしても無理なときは無理」
と。
なので、もう無理に前向きになろうとするのはやめて
“脅威をどう扱うか”自体を変えてみたんです。
そこで編み出したのが
チャンス思考という新しいOSでした。
これはプラス思考とは違って
・問題を無視しない
・脅威をごまかさない
・でも「転化できる要素」を探す
という、現実的なやり方です。
たとえば、僕がよくやっているのは
嫌なニュースを見た瞬間に、
「これはチャンスだ」と一度だけ口にする
というやつです。
ほぼ同パターンとしては、ルパン三世がピンチになったら
敢えて「面白くなってきやがった」と声にだしちゃうアレです…。
でも、確かに効きます。
これだけで脳の反応が変わります。
一気にポジティブになるわけじゃないけれど、
感情の暴走が止まり、思考が前に進むスペースができます。
結果として
- メンタルが軽くなる
- 判断の幅が広がる
- 誰も拾っていない機会が見えるようになる
という良い循環が起きます。
5. この考え方は、もっと体系化できると思っています
(“実務で使えるチャンス思考”に育てたい)
情報が多い時代に必要なのは
「情報を減らすこと」ではなく
“判断評価軸を設計すること(または、ずらしてみること)”
なんですよね。
それができるだけで、人生も仕事もかなり軽くなるはずです。
というわけで、今日は
「脅威だらけに見える世界でどう生きるか」
という話を、チャンス思考という切り口でお伝えしました。
少しでも気持ちが軽くなったら嬉しいです。


コメント