こんにちは! JOL(@GIANSTEP1)です。
今住んでいるバンクーバーは、季節によって「レインクーバー」と呼ばれるほど雨が多い街です。とはいえ、いわゆる豪雨というより、しとしと降ったり止んだりを延々と繰り返すタイプの雨なんですよね。傘をさすほどでもないのに、そのまま歩くと意外と濡れる。これが地味に困ります。
こういう環境では、いわゆる“レインブーツ感”が強い靴だと普段使いしづらいし、逆に普通のスニーカーだとすぐに染みてきてテンションが下がります。
なので今日は、
・雨に濡れずに歩ける
・仕事でも浮かない
・日常で気兼ねなく履ける
という三拍子そろった“一足”を紹介します。
「レインブーツを買うか迷っているけど、正直ゴツいのは嫌だなぁ…」という方にも合うと思います。
1. バンクーバーの雨が、靴選びを難しくする理由
(長靴より“普段使い”が求められる街)
バンクーバーの雨は、降り続くのではなく、断続的にシャワーのように降るのが特徴です。
そのため、必要なのは「防水“だけ”強い靴」ではなく、次の5つを兼ね備えたものです。
・水を弾く
・軽くて疲れない
・蒸れにくい
・晴れの日にも馴染む
・街歩き〜仕事まで使えるデザイン
これ、意外と全部満たす靴は少ないんですよね。
長靴では普段履きにくいし、普通の革靴だと濡れます。「万能」を探すのが難しい街だなと、住んでみて実感しました。
Vessiなども嫌いではありませんが、気づいたら、こちらばっかり履いてる…
2. 結論:バンクーバーで最適なのは“サイドゴアブーツ”
(脱ぎ履き早い・濡れにくい・仕事に馴染む)
結論を先に言うと、バンクーバーで一番使いやすいのは サイドゴアブーツ です。
・伸縮ゴムのおかげで着脱が早い
・上から水が入りにくい
・革の防水性を活かしやすい
・カジュアルとビジネスの両方に馴染む
住んでいるうちに気づきましたが、実はバンクーバーの街中でもサイドゴアを履いている人がかなり多いです。構造が雨に強くて、デザインが街に溶け込みやすい。
言われてみれば、理にかなってるんですよね。
3. 代表格は「ブランドストーン」
(レザーの質・軽さ・耐久性のバランスが段違い)
サイドゴアにも色々ありますが、その中でも特におすすめなのが Blundstone(ブランドストーン) です。
オーストラリアのブランドで、過酷な環境での使用を前提にしつつ、見た目は街にも合わせやすい。本当にバランスがよい靴なんですよね。
ポイントはこの3つ。
- とにかく軽い(片足500g前後)
- 独自のSPS(Shock Protection System)で疲れにくい
- インジェクション製法で“横からの水”がほぼ入らない
実際に履くとわかりますが、ブーツっぽさが少なく「全天候型の軽量シューズ」に近い感覚です。
バンクーバーの雨と歩行距離に、かなり相性がいいです。
4. 実際に使って分かった「BS1190」の魅力
(スニーカーの軽さで、ブーツの安心感)
私が買ったのは BS1190(クラシックコンフォート)。
ウォルナットという深めのブラウンで、どんなパンツにも合わせやすい色味です。
履いて気づいたのはこんなところです。
・見た目より圧倒的に軽い
・新品でも足が痛くならない
・着脱が驚くほどスムーズ
・雨天でも染みにくく安心
・足首が細く、シルエットが綺麗
ブーツにありがちな「重い・硬い・疲れる」という印象が全くなく、履き心地は限りなくスニーカーに近いです。
なのに、ちゃんと雨には強い。ここがありがたいんですよね。
5. 街にも仕事にも馴染む「#1901 DRESS」
(革靴の顔で、雨の日の安心感を兼備)
ブランドストーンの唯一の弱点は「若干カジュアル寄りに見える」という点です。
そこを完全に解決したのが、新モデル #1901 DRESS。
・薄ソールで革靴っぽい見た目
・足首周りが細く、スーツにも合う
・全体のラインがスマート
・ブラック一色で着回しやすい
いわば
“レインブーツの機能” × “革靴の見た目”
を両立したモデルです。
オンオフ兼用で“一足で全部済ませたい人”には、これが最適解だと思います。学生やビジネス初心者の最初の一足としてもかなり優秀です。
6. もちろん弱点もある
(雪道・氷点下は苦手。ここは知っておきたい)
万能に見えるブランドストーンですが、弱点も正直に書いておきます。
・雪道では滑りやすい
・氷点下の路面は非対応
・オイルレザーは軽いメンテが必要
・細身モデルはサイズ選びが少しシビア
ただ、バンクーバー中心街は雪が少ないので、弱点はそこまで致命的にはなりません。
とはいえ「氷点下でのグリップは弱い」という点だけは頭に入れておくと、後で困らないと思います。
7. どこで買う?
(ガスタウンが一番揃っていて比較しやすい)
私はガスタウンのショップで購入しました。
品揃えも多く、モデル比較がしやすいので、初めて買う人にはこのエリアが無難だと思います。
8. まとめ:雨の街で“一足だけ選ぶ”ならこれ
(晴れ・雨・街・仕事の全部にちょうどいい)
ブランドストーンは、バンクーバーで生活するうえで本当にちょうどいい靴です。
・雨でも濡れない
・軽くて歩きやすい
・蒸れにくい
・仕事でも浮かない
・晴れの日にも馴染む
とくに BS1190 と #1901 DRESS は、万能性が非常に高い2モデルです。
晴れていても、急に小雨が来ても、仕事でも、週末の散歩でも。
全部これ一足でカバーできる靴って、実はあまり多くありません。
バンクーバーで靴に迷っているなら、まずはここから始めるのが良いと思います。
今日はそんな話でした。



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